矯正治療での抜歯について| 歯並び矯正の豆知識

矯正ブログ

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2020.03.14

矯正治療での抜歯について

こんにちは、洛西口浅井歯科です。
コロナウイルスの猛威が止まりませんね…
みなさま予防対策には十分お気をつけください。

では、早速本日のお題ですが、
今日は矯正治療における『抜歯について』です。

矯正治療を行うにあたり、
出来るだけ歯を抜かずに治療をしたいと思われる方がほとんどだと思いますが、
どうしても抜歯をしないと綺麗に歯を並べる事が困難な場合もあります。

そこで、今回は、
矯正治療の抜歯に関する痛みや腫れ、費用や抜歯後の経過などについてお話し致します。

【矯正の抜歯は痛い?腫れる?】

痛みの感じ方や腫れやすさには個人差や体調等も関係するため、
断言することは難しいです。
ただ、矯正治療で抜歯の対象となるのは多くの場合小臼歯です。
親知らずのように埋まっている歯の抜歯とは異なるため、
比較的痛みや腫れは出にくいとされています。
抜歯はしっかり麻酔をしてから行うため、
抜いている最中は痛みを感じることは少ないと思います。
矯正治療での抜歯では極力骨を傷つけたくないので、
歯を骨から浮かせる脱臼という作業を省くため、
痛みと言うよりもミシミシと歯を抜かれる感覚が強くあるようです。
また、抜く時よりも麻酔をする時の注射の痛みの方が気になったという方も多いです。
抜歯後は、痛みが出ても処方したお薬で収まることがほとんどです。

【費用はどのくらいかかるの?】

矯正治療の費用とは別に、抜歯に必要な費用が発生します。
矯正治療による抜歯は「便宜抜歯」といい、基本的に保険対象外の自費治療になります。
小臼歯の便宜抜歯は1本につき、5000円前後です。
別途、初診料や抜歯後の消毒など処置代がかかるので、
ご不明な点がございましたらいつでもご相談ください。

【抜歯してから隙間が埋まるまでは?】

抜歯後の隙間がどのくらいで埋まるのか、気になりますよね。
抜歯した場所や歯の動かし方、ガタツキ具合によって、期間は大きく異なります。
矯正治療で抜く対象となることの多い小臼歯部分は、
隙間が埋まるまで大体1年〜1年半ほどかかります。
抜いた隙間が気になるようであれば、
歯科材料で白い壁を作り目立たなくすることも可能な場合があるので、
お気軽にご相談ください。

今回は矯正治療における抜歯についてお話しさせていただきました。
抜歯に抵抗のある方も多いかと思いますが、
気になることはとことんまでご相談頂けますので、
なんでもお気軽にお声がけください♪