顎間ゴムについて| 歯並び矯正の豆知識

矯正ブログ

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2018.10.23

顎間ゴムについて

こんにちは。桂川浅井歯科です。

最近は大分涼しくなって来ていますが、皆さん風邪などひかれていないでしょうか。

今日は顎間ゴムについてお話をしたいと思います。
字の通り、上顎と下顎の間にかけるゴムの事で、矯正装置をつけて大体並んで来たらゴムをつけて引っ張って仕上げていきます。
なので、この顎間ゴムがかかれば仕上げ段階という感じです。

このゴムには種類があって、浅井歯科では直径が4mmのものから8mmまで置いていますが、当然直系の小さい物の方が引っ張る力は強くなります。

どういう場合につけるかというと、歯並びの種類には大きく3種類あって、
1.正常なかみ合わせ(Ⅰ級)
2.出っ歯     (Ⅱ級)
3. しゃくれ    (Ⅲ級)   です。
もう一つに上と下の歯の隙間に空間のある「開咬(かいこう)」というものもあります。

それぞれの歯並びに対して顎間ゴムの付け方が異なりますが、Ⅱ級の人にはⅡ級ゴム、Ⅲ級の人にはⅢ級ゴム、というようにわかりやすい呼び名になっています(Ⅰ級は正常なので付ける必要はありませんね)。

さてここでクイズ☆ この方は矯正前、どんな歯並びだったでしょう??

A.答えは出っ歯。Ⅱ級ゴムがかかっていますので、以前Ⅱ級だったと考えられますね。
このゴムがギューーッと縮むと上の歯が後ろに、下の歯が前に動きそうじゃないです
か??そう動く前の状態を想像するとなんとなく前の歯並びが予想できますよね。

この方は綺麗に並んでいるので、もうすぐ矯正治療が終わって装置が外れそうです。

ではもう一問。


Q.この方はこの後どう歯並びが変わってくるでしょう??

A.正解は上下の歯の隙間が閉じてくる。です!正常な並びではこの方のように上下に隙間はありません。そのうちゴムに引っ張られて隙間が無くなり、上下で咬むことが出来るようになります。
そうしないと麺類とかノリを噛み切る事が出来ませんね。

こんな方もおられます。

上下の真ん中の歯がズレています。こういう方には斜めにゴムをかけます。

こんな感じで、Ⅱ級、Ⅲ級だけでなく色んな歯並びの方がおられるので、見ていて楽しいです。ご自身は何級か、鏡で観察してみても面白いですね。

心配になられたら、専門医への相談が無料で出来ますので、一度浅井歯科に相談に来てくださいね。